【症 状】
4ヶ月〜1才半頃までの乳幼児で、3日程熱が続いた後に、発疹がでます。
発熱時は比較的機嫌もよく、咳、鼻汁などの風邪の症状はほとんどありません。
【原 因】
HHV-6(ヒトヘルペスウィルス-6)が、ほとんどで、時に発熱の持続が短い、HHV-7もあります。
【診 断】
数日続く熱と、解熱後の発疹という臨床症状で診断をつけます。
発疹が出なければ、突発性発疹とは言いませんし、熱のある時は診断をする事ができません。
(『突発性発疹』特有の喉の赤さで、予測できる事もあります。)
【合併症】
突発性発疹は時に、『熱性けいれん』を引き起こします。
【治 療】
熱が高くなるので、十分な水分補給が必要です。
解熱剤の使用は、熱性けいれんの予防にはなりません。
※高熱の為、元気もなく、水分もあまり摂れない時は受診して下さい。