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B型肝炎ワクチン

  • #ワクチン予防接種

対象のお子さんは、区よりご自宅へ予防接種予診票が郵送されます。

 

【対 象】

  • 生後1歳までのお子さん

 

【接種回数と間隔】

  • B型肝炎ワクチンは3回接種です
  • 1回目の接種後、27日以上間隔をおいて2回目を接種し、1回目の接種から20週以上間隔をおいて3回目を接種

【費 用】

  • 無料(※区より郵送された予診票をご持参ください)

 

【留意点】

  • 3回接種を完了するまでには、最低5か月かかります。初回接種を生後6か月までに開始してください
  • 平成28年9月30日までに接種したものは、定期接種ではありません
  • 定期接種には、区より郵送された予防接種予診票が必要です。今までに接種された回数を含めて数え、今回の接種相応の予診票をご持参の上、お越しください

 

 

【乳幼児のB型肝炎ワクチンについて】

日本のB型慢性肝炎の患者数は100万人と推定され、そのうちの10-15%が肝硬変や肝がんと移行します。B型肝炎に起因する肝ガンの死亡者数は年間5000人、肝硬変による死亡者数は1000人程度と推定されています。

B型肝炎ワクチンはガン予防効果が確認された初めてのワクチンです。

WHOは1992年、生まれたらすぐ、このワクチンを定期接種にすることを目標に掲げ、2008年時点で、177カ国(92%)で実施、または計画されています。日本では、家族内にB型肝炎の人がいるハイリスクの乳幼児のみを対象に、費用の助成を行い接種を実施しています。しかし、最近ではワクチンで防ぐことの出来る病気はワクチンで防ごう(Vaccine Preventable Disease VPD)の考えが広まり、以前に比べ、一般の乳幼児に対しても積極的に接種が行われるようになりつつあります。国でも新たに定期接種を目指すワクチンとして、議論が始まっています。

お勧めリンク 赤ちゃんのB型肝炎ワクチン

3歳までの感染はキャリア(ウイルスを持続的に体に持ち続けていること)になりやすいと言われていますので、早めの接種がお勧めです。

特に、保育園などの長時間の集団生活児は、園児からの感染を考え 早めに接種を開始しましょう。思春期でのワクチン接種について(乳幼児期未接種者が対象)

乳幼児期のワクチン未接種者に対しては、パートナーからの感染を防ぐため、初交前の思春期の時期にワクチン接種を勧める報告があります。

 

 

【予防接種を受けたあとの一般的な注意点】*接種前にワクチンの副反応についてお読み下さい*

  1. 予防接種を受けた後、30分間は待合室にて様子を観察後、帰宅して下さい。
    (重篤な副反応は、接種後、短い時間内に起こるからです。)
  2. 接種後、*生ワクチンでは2〜3週間、**不活化ワクチンでは24時間の副反応の出現に注意して下さい。
  3. 接種当日の入浴を含め、日常生活は普段どおりで結構です。ただし、激しい運動は避けて下さい。
  4. 接種部をこすったり、引っ掻いたりしないで下さい。

【B型肝炎ワクチンについて】

これまで、局所反応の他には、ほとんど副反応の報告はありません。
局所反応 発赤 0.8%、 腫脹0.3%、 硬結0.8%、全身反応 発熱0.1%