その為、日本小児科学会では、(生ワクチンも含む)複数のワクチンの同時接種を勧めています。
※生ワクチンとは・・・ポリオ・BCG・MR・水ぼうそう・おたふくワクチンなど
※不活化ワクチンとは・・・DPT・DT・日本脳炎・小児肺炎球菌・Hibワクチンなど
【同時接種について、現在わかっていること】
- 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
(例外として、コレラ+黄熱ワクチンは、効果が減弱する事が知られています。) - 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象や、副反応の頻度が上がることはない。
- 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。
【同時接種した時の考えられる利点】
- 保護者の時間的・経済的負担が軽減する。
- 子供たちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。
- 各ワクチンの接種率が向上する。
接種できる時期になったら、できるだけベストのタイミングで予防接種を受ける事が重要です。
接種スケジュールを参考に担当医とご相談の上、スケジュールを立てて下さい。
以上のことより、当医院でも生ワクチンを含めて複数のワクチン接種を行います。
ご希望の方は、診察やワクチン接種の時などに母子手帳や、ワクチン接種の用紙をご用意いただき、原みさ子の外来時にご相談下さい。
接種スケジュールはこのページの下からダウンロードできます
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