【原 因】
95%はA群溶連菌が原因です。
【症 状】
喉の痛み、化膿、発熱などの扁桃炎の症状です。
また、舌にいちごの様なブツブツが目立ち、全身には細かい発疹が出て、治り際に指の爪先からの皮膚の落屑を伴う場合は、猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれます。
「とびひ」の原因になることもあります。
【潜伏期間】
2〜5日
【合併症】
5〜10才の子供の場合、発熱後1〜3週間後に、腎炎やリウマチ熱を併発することがあります。
この年齢の子供たちは尿検査が必要です。
【治 療】
咽頭培養により溶連菌と診断されたら、10日程度または、菌が陰性になるまでは抗生剤の内服が必要です。
【登校許可】
熱が下がって2日以上経っており、抗生剤の内服を続けていれば、他人への伝染はほとんどありません。
全身状態が良ければ、登校も可能です。
注意が必要な子供は・・・
扁桃腺でよく熱のでる子供。以前にも溶連菌感染症と診断されたことのある子供。
また、5〜10才の子供は発熱時、特に注意が必要です。