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風疹抗体検査、予防接種について

  • #ワクチン予防接種
  • #一般内科
風疹に対して抗体のない30代・40代が増え、ここ2年間で患者数が急増しました。
杉並区では、平成26年7月1日から抗体検査とワクチン接種に対して助成を実施します。平成31年1月7日より、風疹抗体検査の助成制度が拡大します。

現在、風疹単独はお取扱いしておりません。MRワクチン(風疹&麻疹混合)は予約不要です。
共通条件を全て満たし、個別条件のいずれかに当てはまる方が対象です。 

 

【抗体検査 共通条件】※以下の項目全て当てはまる方が対象です

  1. 杉並区民(検査日、接種日現在、杉並区に住民登録のある方)
  2. 今まで風疹にかかったことがない
  3. 過去に風疹検査を受けたことがない
  4. 過去に風疹または混合ワクチンを接種したことがない

 

【抗体検査 個別条件】※以下のいずれかの条件にあてはまる方

  1. 19歳以上50歳未満の妊娠を希望している女性
  2. 19歳以上で上記1.の同居者
  3. 19歳以上で抗体価の低い妊婦の同居者

〈費 用〉

  • 全額助成 (区内契約医療機関で無料で受けられます)

 

 【予防接種対象者】

  • 抗体検査の結果、抗体価の低かった方へ実施します(HI法で抗体価16倍以下、EIA法で抗体価8.0未満の場合です)
  • 男性、同居者の配偶者の抗体価が低い場合のみ実施します。※配偶者の検査結果も必ずご持参下さい。
  • 風疹抗体検査を受けた医療機関にて、予防接種を受けて下さい。※ただし、女性で妊婦健診及びこの制度以前に検査を受けた方は、抗体価が確認できる書類(母子健康手帳など)をご持参下さい。
 〈費 用〉

〈女性〉

  • 0円(全額助成)

〈男性と同居者〉

  • 麻疹・風疹混合ワクチン 本人負担額:5.000円

 

【風疹とは】

咳、鼻水などの風邪様の症状とともに、かゆみを伴う細かい発疹がでます。首の後ろのリンパ節が腫れるのが特徴です。妊婦がかかると先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。

 

 

【先天性風疹症候群】

妊娠4ヶ月以内に母親が風疹にかかると、おなかの赤ちゃんに影響を及ぼし、白内障、心臓病、難聴、発達遅滞などの症状を引き起こす事があり、先天性風疹症候群と呼ばれます。

 

*風しんに、これまでにかかった方、風しんの予防接種を受けたことがある方は必要ありません。

詳しい病気の説明はコチラから
お勧めサイトはコチラ

 

 

【風疹ワクチンの注意事項】

  1.  妊娠を希望する女性は、妊娠前に予防接種を受けるようにしましょう。予防接種後2ヶ月間は妊娠を控えて下さい。(ワクチンによる先天性風疹症候群の報告はありませんが、その可能性が否定されているわけではありません)
  2. また、妊娠中の方は予防接種が受けられませんので、風疹にかからないよう注意が必要です。今回の流行は、小児期風疹ワクチンを受けなかった成人男性から起きています。妊娠を希望されるご家族は、ご夫婦での接種をお勧め致します。

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【予防接種を受けたあとの一般的な注意点】*接種前にワクチンの副反応についてお読み下さい*

  1. 予防接種を受けた後30分間は待合室にて様子を観察後、帰宅して下さい。
    重篤な副反応は、接種後、短い時間内に起こるからです。
  2. 接種後、*生ワクチンでは2〜3週間、**不活化ワクチンでは24時間の
    副反応の出現に注意して下さい。
  3. 接種当日の入浴を含め、日常生活は普段どおりで結構です。ただし、激しい運動は避けて下さい。
  4. 接種部をこすったり、引っ掻いたりしないで下さい。

【風疹ワクチンについて】

接種後、5〜14日に、2〜3%の人に発熱、1%の人に発疹・リンパ節腫脹が認められます。
子供さんが受けたワクチンで、お母様が風疹に感染するという事は
ありません。